フォンタン済児、バスケ部活やりきったってよ!

~生まれた時に今の彼の姿は想像できなかった~

本日の試合で負けてしまい、部活引退。
ベンチがほとんどでしたが、最後にちょっとだけ
出させてもらった。

チームメイトに恵まれ、そして
顧問に恵まれ、
なんとかここにたどり着けたのだと。

途中、部活に行けなくなった期間もあった。
辞めるのかなと思った時期もあった。

でもかろうじてここまで続けられたのは
間違いなく周囲に恵まれた。

彼の病気のことを知ってくれている
保育園のメンバーがいてくれたことも
強運だと思う。

バスケットができるまでにも
実はいろいろあった。

身体を動かすことは好きだったので
小学校では、地域のサッカークラブにも
入りたかった。

当時、主治医の先生は、体育の授業を
楽しんで、と。
先生は、間違いなく、勝ちたい時に
無理をするタイプ、だと判断したのかと。

しんどい時は無理をしない、って約束
守るのは難しいでしょっと。
その通りで、好きなことに無我夢中に
なると運動であろうが無制限。

それが、彼にはとてつもなく大きな
しこりとなった。

やりたいことがやれない。
大人は頑張れっていうけど、
やらしてくれないじゃん、と。

病気を受け入れる、ということに
たぶん、ほんとの意味で最初に
ぶちあたったのはそこだったのでは
と思う。

それから中学に入る前のカテーテル。
カテの結果で、中学校でバスケができないか
先生に聞いてみたい、と私に言ってきた。

いい機会だったので自分で
聞いてみたらと勧めた。

結果、
絶対に無理はしない。
顧問の先生にきちんと理解してもらうこと。

その二つが主治医から彼に伝えられて
中学での運動部への活動に
GOが出た瞬間だった。

それが3年前の夏休みの
カテ入院の出来事。

もちろん病状次第ではあるのだろうけど
カテ後の先生への直談判、
二つの約束、主治医の理解、
そしてチームメイト、顧問、

どれが抜けても今の彼のバスケの姿は
なかったのだと思う。

彼に大きな達成感をくれた。

部活引退おめでとう。お疲れ。
そして、君は間違いなく強運の持ち主だ!

思春期で、みんなへの感謝とか恥ずかしすぎ、
「期間限定」で、なので
私の中でそのうち、アーカイブにしますね。

今日は、朝からこどもホスピスで
研修の3日目でもあり、
その後試合になんとか間に合い、
でも、とてつもなくいい時間を過ごせた。

へとへとで、撮った写真を
見ることもできず。
でも、今日の思いを残しておきたく、、、

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〜癒える写真〜 
癒写 病気に向きあう日々もすてきなワンシーンに!
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