大丈夫、スケジュールは気にする必要はないですよ。
とりあえず、その一言をかけたのでした。

ニューボーン撮影の予定が産後10日すぎ
あたりに決まっていたのですが
緊急入院で、最初の撮影予定日は中止。

過去に我が子の入院付き添い生活をしていたことが
よかったと思ったことは決してないけれど
今回ばかりは、その経験も役に立った。

うまれてすぐ、この上ない喜びをご家族で味わって
（人それぞれではあるけれど）
何なら人生の中でもまあ上位の幸せの瞬間に
いたかもしれない。

そして、予定外のまさかの急変。
不安も心配もマックスだったはず。

それをなんとなく想像できてしまった自分
がいたのかも。

撮影の用件は短くて、それ以上に
とても穏やかにそしてあたたかいメールを
返してくれたと後でママさんから言われた。

その時の私に想像できたのは、ご両親の心労。
そして、付き添いならば産後のママの食事…
それくらいの言葉だけど。

無事に退院して、連絡をくださり
そんなことがあっての少し遅れての撮影。

頑張ったんだよ、こう見えて私。
と、眠っているベビーをファインダー越しに
見ながら、そんな声が聞こえてきたような気が。

ようこそ、この世界へ。

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